2015年7月29日水曜日

9月の健美膳

8月はお休みです。

夏の疲れは脾胃に出る。人生の疲れは肝腎に出る。
9 ~ 10月、時候のいい季節を迎えます。この時期に、しっかり体をリセットしましょう!

9月の内容:「肝腎要食1」

 ・枸杞子ジュースまたはカクテル
 ・開胃スープ
 ・秋葵豆腐
 ・ししゃも春巻き
 ・冬菜和飯
 ・プチスウィーツ
 ・おいしい中国茶

9月1(火), 5(土)、6(日)

2015年7月26日日曜日

「児玉」にて

一日遅れの土用の丑の日。
和食料理屋で、鰻の代わり(?)の鮎で暑気払い。
泳ぐ姿に串を打った姿の定番塩焼き。

どこかで覚えた骨抜き。
鮎を少し縦にして軽く押さえ、尻尾をひねって、頭の付け根を押さえてスススーーっ。
骨抜き成功♡

事後確認したら、軽く押さえるのは邪道との説アリ。押さえなくても引っ張るだけでちゃんと骨は抜けるのだそう。
猫に習った訳では無いけど、お魚は、骨が尾っぽ方向に斜めになっているので、頭から食べると骨が刺さらない。

水木しげるの戦争体験談のマンガに、南方の海で魚を捕るのに両手にあまって魚を口にくわえたら、抜けなくなった戦友の話が載っていました。ウロコも骨と同じく尾っぽの方向に流れており、逆方向にはウロコが立って引っかかってしまう。そんなことで、魚が詰まって窒息死してしまった戦友。
「鉄砲玉に当たって死ぬのだろうと思っても、まさかこんなことで死んでしまうなんて本人も思ってもいなかったろう」と・・・。 マンガでも強烈に印象に残ったエピソードでした。
魚の骨、ウロコ。侮るなかれ。

ところで、鮎は、魚に占うと書きます。
鮎とお米の成長が比例しており、夏、鮎が大きければ秋米は豊作になり、鮎が小さければ、冷夏ということになり米がよくない。また稲刈りの時期を観る指標にもなったとかで、鮎の成長で季節を観たところから、魚に占うと書くように・・・。
米と魚。 
お魚占いなんて、なんとも日本的。))

所変わって中国では、「鮎」と書くと、ナマズのことになるのだとか。
それなら、地震濃くの日本でこそナマズ=鮎が相応しい気がしてくるじゃありませんか。

ちなみに鮎は「香魚」。
これは旬の鮎ならでは。香りを楽しむセンスは日本とかわらず・・・といったところか。



2015年7月14日火曜日

涼茶

Akiko Shigetake 撮影

和の佇まいで中国茶涼茶を楽しむひととき。
先日の住宅展示場(山根木材)でのイベントです。

古の昔から大陸より伝わってきたたいろんなモノ、思想、食べ物・・・を、上手く日本人にあうものにしてきた先人の知恵と感性。

「和漢のさかいをまぎらかす」

日本の美意識を統括することばかもしれません。

そして「世代のさかいもまぎらかし」たいな・・・。

ガラスの片口は、高橋禎彦さんのもの。左の小鉢、濱中史朗さん作。

於・商工センターちゅーピー住宅展示場内「山ふくじゅ」
  家の中で森林浴ができる(!)木と氣満ちる、いろりのある座の住まいです。
  折あれば是非ご覧下さい。


2015年7月11日土曜日

すもも


お庭に沢山実ったと、友人が持ってきてくれたスモモ。

スモモもモモも、桃のうち。
桃栗三年、柿八年.......というけれど、お家を買ったときからそこにあった木が何年も実を付けていなかったのに、ここ数年急に実をつけるようになり、今年豊作!(!)なのだとか。
李は桃のうちじゃないのかなあ??


ちゅっぱ・・・い李が、2,3日で追熟して甘さを帯びてきました。
皮ごとジュースがお気に入りです♪

折良く料理教室。
急遽ウェルカムドリンクにエントリーです。