2011年12月18日日曜日

静子・ヒューズさんのお話を聞く会

2011.12.17
イギリスの湖水地方に30年暮らす静子・ヒューズさんのお話を聞く会(主催)


テーマ:「ベアトリクス・ポターその人と生き方」
ベアトリクス・ポターってどんな人?
ピーター・ラビットはあまりにもよく知られています。でも、その作者は、どんな人生を送ったのでしょうか。彼女のポートレートを見たとき、俄然興味がわきました。童話や日記、手紙を読み進める内に、徐々に活動や人柄を知るようになり、そのスケールの大きな生き方に圧倒され、夢中になりました。皆さんの想像のお手伝いができますようにと、イメージを膨らませています。・・・・・静子・ヒューズ
<イベント案内より>


湖水地方といえば、「ピーターラビット」の故郷として知られるところ。日本では、’80年代キューピーマヨネーズのCMにピーターラビットのキャラクター使われ、現地を日本人観光客が押し寄せるという現象が始まったそうです。その頃、湖水地方に暮らし始めて間も無い静子・ヒューズさんは、現地の案内などに関わったこともあり「知らないでは済まされない」状況となり、ピーターラビットの作者ベアトリクス・ポターについて、独自にリサーチを始めたのだとか。
それがベアトリクス・ポターという人物に「俄然」引き込まれることに・・・。

ベアトリクス・ポター(1866~1943)は、ビクトリア朝時代中後期〜帝国主義へと向かう時代を生きた女性。
静子さんの視点は、ポターの写真、日記、手紙を読み解き、ポターに関わる人物と時代の相関にも及び、その洞察の深いこと(!)。

絵本などで私達の目にふれる部分はほんの氷山の一角であることを、改めて知らされました。静子さんのお話を伺って、私も「俄然」興味がわいてきました。

2010年湖水地方を訪問した時の風景写真(この辺ぜーんぶナショナルトラストの土地)

2011年12月15日木曜日

嗚呼、シュトーレン


シュトーレンは、クリスマスを待ちながら、少しずつスライスして頂くものだとか。
イーストの風味とドライフルーツの味が融合して日ごとに異なる味わいが楽しめるといいます。

Y/NGuildさんのシュトーレンは、生イーストのスロー感あふれ、砂糖漬けのピールから手作りで、なんとも言えない味わいです。
毎日少しずつ・・・毎日美味しい(!)為に、丹誠込めてつくられています。

ふふふ・・今日の一切れを。あ〜 シ・ア・ワ・セ。

2011年12月5日月曜日

ボレッキ


ラザニアのような、パイのような、しっとり、しこしこチーズ味香るこの一品。
トルコの小麦食、ボレッキ。パスタのようなペストリーのような。
トルコでは、朝ご飯や軽食に食べられることが多いとか。
トルコ式点心とでも呼びたい一品。



フランス料理、中国料理と並んで「世界三大料理」のひとつとされるトルコ料理。
トルコ料理といわれても、多分世界の大部分の人が、その代表的料理を思い浮かべられないのではないかしらん。
いろんなパン、ペストリー、スウィーツはもちろん、スープの種類も多種多様。
羊肉ガンガン、ケバブにピラフ・・・・etc.etc.  私の頭の中も、なんとも貧弱xxx。
そんなトルコ料理より、個性や普及率、認知度でいくなら、世界中に愛されるお寿司やすき焼き、焼き鳥等をもつ日本料理こそ三大のひとつに相応しい!と、思う輩も少なくはないはず。
しかしながら、お総菜としての魅力ではなく、全体としての一貫性、普遍性を帯びる「体系」、そして、皇帝の食生活や宮廷での外交儀礼という軸を考えたとき、やはりトルコなのかなぁと納得してくるのであります。
600年もの栄華を極めたオスマン・トルコには、アラブ文化、遊牧民の粋、さらに地理的にも東西文化がぶつかり混ざり、そして昇華した食文化が・・・・。その様相を想像するだけで、コレ、ちょっとした満漢全席になりはしないかい??

2011年12月3日土曜日

12月の料理教室

なんけさんアリガトウ!450〜500gもある大きくて
元気な国産ワタリガニ(♀)を仕入れてくれました。  

     12月のお料理 「ワタリガニで乾杯!」

     ・キャラウェイ入りライ麦のパイクラッカー
     ・ポルトガルの家庭料理 "カルトヴェルデ"
     ・ピタパン
     ・スパイシークラブ・ケイジャンスタイル
     ・温かい生姜のデザート
     ・今日のお茶:ダージリン2ndフラッシュ "ジャンパナ茶園"

今回のテーマは・・・体を冷やす食材である蟹をホットにいただく!・・です。
蟹を美味しく頂くには、粋のいい蟹を苦しませずに締めて料理すること。
ほどほどの火の通り具合、そして・・・やっぱりワイルドに食べることでしょうか(笑)。

主催者である私までが、野生に目覚めてカニを試食・・ならぬ、「むさぼり食べ」ていたせいで、カニの写真がございません。あしからず。

皆さん、いつもの2倍、いや3倍の試食時間を掛けて、450gのワタリガニと格闘(笑)。ご家庭で作る料理ならではの贅沢を満喫していただきました。


デザートは・・・優しくてホットな姜汁撞奶(ジャンチュウチャウナーイ)。
マカオの味です。