2011年9月17日土曜日

東方美人茶



良年2008年モノの東方美人茶(台湾)。
二子玉川のY先生のところで、ご相伴にあずかりました。
中国茶にもよく、ワインのように「桃の香り」「マスカットの香り」などという表現がなされますが、そのことを今回ほど体感したことはありませんでした。

先生が独自のルートで入手なさったという東方美人茶には、桃の香りを更にピンポイントして「杏のかおり」という表現がピッタリ。大きく頷いた次第です。

ところで、お茶の作法は洋の東西を問わず、小難しい印象です。
作法が出来ないと、お行儀が悪い・・・!?
その問いに、或る方がとてもいい答えを下さいました。
「お行儀が良いかどうかは、思いやりがあるかどうか。ひけらかしの儀式とは違うのよ」
なるほど、改めて考えてみれば、お行儀やマナーは、相手に対する配慮がそのルーツでありました。)))
ワインのグラスの廻す方向しかり、中国茶のお湯を廻しかける方向しかり・・・。
より美味しく・・といった工夫も相手へのもてなしの気持ちがその根源。
五感への愛撫・・相手への心遣い。
お茶は丁寧な生き方を振り返る大切なひとときなのですね)))。
貴重な機会をいただき、感謝です。




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