2008年8月21日木曜日

「知る」ってなんだ?

『チャンスがやってくる15の習慣』という本に、「人生の価値は何を知っているかではなく、何をしたかで決まります」という言葉がありました。

古新聞を整理していると、『忘却の力』の書評に「何でも知っているバカがいる」・・・「知的メタボリックに陥るな」等という下り。

「知る」って言葉の幅は人それぞれでしょうけれど、実践して熟成させて、「知る」に繋げていきたいなぁ〜。)))



2008年8月15日金曜日

井戸跡


トルコ--コンヤからチャタルホユックに向かう途中で、古い井戸の跡を見かけました。

なんだか今ひとつ機能的でない気がしたのだけれど、映画『アラビアのロレンス』のあるシーン、ネフド砂漠を横断した後に20日ぶりの水の恵みを受けた井戸---が、これそっくり(!)で、なんだか感激してしまいました。

長細い石(ここにあったのは後にコンクリートで固められたものでしたが)に注がれた水を、羊たちが囲んだんでしょうか。)))

2008年8月14日木曜日

『アラビアのロレンス』

シネ “マンマ” 番外編

この映画、子供の頃に観た記憶がある。淡々とした映画だった記憶があるが、あの頃は、この映画のスゴさがまだよく分からなかった。

遊牧民って、具体的にどんな人たちなんだ???

トルコ旅行の余韻から、『アラビアのロレンス』には、遊牧民の形容詞ともいえる砂漠の民ベドウィンが出てくるので、どれどれ・・・とレンタルで借りてきた次第。

今更ストーリーを語るのも野暮なので、それは省略。

ほんの100年前の話(実話! ロレンスの自伝が原作)なのに、日本人が一番疎い地域と時代。類に漏れず、オスマントルコの位置づけやアラブ部族については知識不足な私。地図や歴史資料集を片手に映画の展開を追いました。

砂漠を行き来する英知をもつベドウィン。戦争も陸海戦術だった時代には、重要な役割を果たしていたのでした。

ベドウィンの部族長のような者が力を付け、支配勢力を強め、カリスマ性を帯び、ビンラディンみたいなリーダーになっていったのかな〜))。

『~ロレンス』以降の世界、その後の100年、中東、そして世界は、知っての通りである。

2008年8月4日月曜日

濃厚! トルコの食2


こうなると、もう何も申し上げることはゴザイマセン・・・。

これでもかーっ!と蜜を掛けまくられるお菓子の塔・・・ではなく、コレは俵状のナッツのお菓子を積み上げてあるのデス。見てるだけで胸焼けしそうな甘〜いお菓子。




2008年8月3日日曜日

濃厚! トルコの食

ドラム型の炙り肉をそぎ落としていくケバブ料理はトルコ料理の形容詞的イメージとなっていますが、まさかスウィーツもこうくるとは・・・!

ナッツやドライフルーツを固めたヌガーのようなお菓子。
コレもまた、そぎ落としながら量り売り。

なんだか食への気迫すら感じる。「カロリー摂るどぉ~!」という感じデス。

ダイナミックな食を支える強靱な胃袋がトルコ料理を世界三大料理たらしめる。

そんな気がしてきました。

2008年8月2日土曜日

アヤソフィア




円盤にはアラビア語でコーランの言葉が書かれています。ちなみにこの円盤は、こんな感じ(右下写真参照)。(なんだか舞台装置みたいだ。)

イスタンブールのシンボリックな遺産、アヤソフィア。

創設がAC4世紀、ローマ帝国の都をコンスタンティノープルに移したコンスタンティヌス帝による。その後、暴動による破壊や焼失を経て、537年に再建されたのが、今に至っています。

15世紀半ばまで東方のキリスト教会総本山だったアヤソフィアが、オスマン帝国時代に、イスラム教のモスクに改装され20世紀まで使われ、トルコ共和国建国の折、キリスト教とイスラム教両方の歴史遺産として博物館となりました。

モスクに姿を変えられるとき、建物内のキリスト教のモザイクは、壁から天井まで全て漆喰で塗り覆い隠され、偶像は取り除かれ、聖堂はジャーミィに変えられ、ミフラーブ(聖地メッカの方角を示す壁のくぼみ)が設置されています。博物館になってからは、漆喰はかなり取りはずされ、素晴らしいモザイクが見られるようにしてあります。

モザイク

アヤソフィアを眺めていると、キリスト教とイスラム教文化が、あまりかけ離れていないようにも感じてしまいます。博物館となってここに共存(?)する文化は、どこか共通の美意識があるようです。

2008年8月1日金曜日

おもしろグッズ



ほんとは10日間の旅なのに、とうとう7月いっぱいトルコ旅行談を書き続けてしまった。

でもまだ終わらないのよぉ~。

この扇風機、妙にごちゃごちゃしたデザインだと思ったら、下の方は自動香水噴射機になっているではないか。

数分置きに、シュパァーッ・・・、シュパァーッ・・・とフレグランスを吹き出す。

これが、どこでもだいたい結構メンズ系の香りで、イマイチなのだ。)))

飲食店の使い捨てお手ふきもこのテの香り。

ちなみに飛行機の中でもこの香り・・・。

オーナーのおじさん、扇風機、この機能付きでいくらでしたか??

トルコ語ができるものなら聞いてみたい・・・。

どうせなら、フレグランスの方にももうちょっとお金を掛けませんか??

トルコ語ができるものなら言いたい・・!

爽やかな夏の地中海を思わせる香り・・・モロッコ人みたくローズウォーター振りかけてくれるのならもう言うことないんだけどなあ)))。

扇風機の風に当たって、おもわず「う~ん、マンダム」の香りが掛かってしまうとあんまりうれしくありません。